インド渡航記録 (ガンジス川)
- mayumi

- 2023年11月11日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年11月15日

休日の金曜は毎朝6時に出発し、
ガンジス川まで片道20分くらいのサイレントウォークでした。
ガンジス川に着くと優しい静けさが内側にファーッと広がります。
前回来た時のリシケシのガンジス川とは違った印象で、
コチラは人がほとんどいなく、水面に波もなく、色は濁っていました。
太陽が昇ってくる瞬間をじっと待ちます。
太陽が出てくると、すべてが眩しい黄金の光に照らされ、
ただただその光を浴びて、頭と心が真っ白に透明になるのを感じます。
きっとこの瞬間こそが瞑想状態なんだと思います。
太陽、ガンジス川、空気、すべてのものと自分が一体になる感覚。
感謝と愛と平安しかない感覚。

川に足と手を入れると、なんとも言えない清々しさを感じます。
ガンジス川はすべてを包み込んでくる包容力があり、毎回癒され浄化されました。

日本にいると、毎日時間に追われ情報に追われ、
忘れてしまう何もしない無(空)の時間の大切さ。
今回インドに来て日常的にこの空を作ることができ、
空の大切さを思い出させられました。
体に空がないと、呼吸も出入りできないし、
心に空がないと、自分の本質も見えてこない、
頭に空がないと、学びに気付けない。
歳を取るにつれて色々な経験や知識が増え、
ついつい分かっている気になりがちですが、
それではその時に本当に必要なものが入るための妨げになります。
自分の頭と心を今までの思考で重たくせず、
要らないものはどんどん手放し、
どんどん自分を軽くして空を広げていきたいです。
空を広げるには瞑想が一番です。
今後は今までより瞑想の時間を長くし最優先にしようと思います。

川には犬や牛もいます。
インドでは野生の犬、牛、猿 etc..
たくさんの動物と人間が当たり前に
共存していて動物達もしあわせですね。
きっとハードな生活なんだろうけど、
力強く仲間や家族と生きています。
日本のように、
人間のエゴで飼ったり捨てたり・・
保健所の檻の中に入れられたり・・
野生では生きていけず、
心が痛くなります。

この辺りは牛の放牧がされており、
朝はミルク缶を持った人たちが
新鮮な牛乳を手にすれ違うのをよく
見かけました。
日本の牛乳は搾りたて新鮮なものを
直接買うなんてシステムはなく、
お店で買うにしても、
安心安全な牛乳は、少なく高値なので、
とてもうらやましいです。
◾️アシュラムのヨガ&瞑想スペース
シバ神の絵とクリシュナ像には
いつも綺麗なお花が飾っています。
屋根がドーム上になっており、
OMマントラを唱えると、
全体に響いてとても美しいです。
OMは言葉ではなくバイブレーション
OMは太陽から聞こえてくる音
OMを唱えることで、
その素晴らしいバイブレーションが、
自分の内側にどんどん入っていきます。
〜OM唱えるポイント〜
A(あ) 胸から入り背骨を通り、
U(う) 上に登り、
N(ん) 頭頂からスーッと抜けていくイメージ




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