平和への祈り
- mayumi

- 2022年2月25日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年5月23日

ウクライナでのロシア軍の攻撃。
本当に心が痛みます。
なぜ一部の人間は、
平和を選択できないのでしょうか。。
戦争には怒り、悲しみ、分断、
負の連鎖しか生み出しません・・
人間が本来生まれ持っている、
愛、幸せや喜び、生命の美しさ、
すべてを破壊してしまいます。。
ベトナム戦争中平和活動を行い、
国を追われ、
世界中へ多大な影響を与えた
禅僧、平和・人権運動家、
詩人である彼の詩には優しさや苦悩が
美しく描かれています。
ティク・ナット・ハン詩集
「私を本当の名前で呼んでください」より、
明日には行ってしまうのかと 私に言わないで・・
今日すでに ここにやってきているのだから
深く見つめてほしい
一瞬ごとに私はここに着いている
春の枝先の芽ぐみとなり
出来立ての巣でさえずりはじめた
まだ羽根生えそろわぬ雛鳥となり
花芯に棲む芋虫や
石の中にひそむ宝石となって
私はいまもやってくる
笑い そして泣くために
恐れ そして望むために
この胸の鼓動は
生きとし生けるものすべての
生と死をきざむ
私は蛙
澄んだ池の水の中をのびのびと泳ぐ
そして私は草蛇
蛙をひと飲みしようと忍び寄る
私はウガンダの子ども
皮と骨ばかりになり やせた両脚は竹の棒のよう
そして私は武器職人
ウガンダに死をもたらす兵器を売りつける
私は十二歳の少女
小さな船で逃れる避難民
海賊に辱めを受けたあと
みずから海に身を投げた
そして私は海賊
私のハートはいまもなお
理解と愛を知ることがない
私は政治局員
大いなる権力をこの手ににぎる
そして私は強制収容所で
緩慢な死を迎えようとする男
「血の負債」を国民に払うため
私の喜びは春のよう
その暖かさで 世界中の花を開かせる
私の痛みは涙の川のよう
溢れかえって 四つの海を満たす
私を本当の名前で呼んでください
私のすべての嘆きと笑いが
一度に聞こえるように
私の喜びと苦しみがひとつであると
わかるように
私を本当の名前で呼んでください
私が目覚め
このハートのとびらが開け放たれるように
慈悲という名のとびらが
☆ー☆ー☆
君の目を借りて 泣かせてほしい
ぼくにはもう目がないから
君の足で歩かせてほしい
足を失くした ぼくのために
☆ー☆ー☆
あなたのもとへ私は来た
ともに座って泣くために
荒れ果てた私たちの故郷と
奪われたいのちのために
悲しみと痛みの中に取り残された私たち
けれどこの手を離さず
しっかりと握っていてほしい



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