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センス・オブ・ワンダーを取り戻す

  • 執筆者の写真: mayumi
    mayumi
  • 2024年8月1日
  • 読了時間: 3分

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最近は暑いので、

家時間が多くなり、

絵を描いたり、

本を読んで過ごしています。


レイチェル・カーソンの

繊細な感性や美しい言葉が好きで、

センス・オブ・ワンダー

は何度も読み返しています。














本に書かれているレイチェルの願い・・


” 世界中のこどもに、生涯消えることのない

センス・オブ・ワンダー = 神秘さや不思議さに目を見はる感性

を授けてほしい。

この感性は、やがて大人になるとなってくる倦怠と幻滅、

わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、

つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、

かわらぬ解毒剤になるのです。 ”


とありますが、

このセンス・オブ・ワンダーの力は、

大人になってもいつでも取り戻せるものだと思います。



ヨガや瞑想を実践していく内に、

終わった後、世界がより鮮やかで美しく感じたり、

普段聞こえない虫や鳥、風の声がはっきり聞こえたり、

食べ物の味がより繊細に感じられたり、

といった経験はないでしょうか。

わたしは毎日感じられます。


これこそがセンス・オブ・ワンダーを鍛えている証拠だと思います。

なぜ、より感覚が鋭くなるかと考えると・・

ヨガや瞑想をすると、

心と頭がとてもしずかになり

すべてをあるがままの状態を感じられるようになるからだと思います。

心が透明な波のない湖のようなイメージです。


普段無意識に過ごしていると、

このあるがままの状態を感じられる機能が鈍ってしまっていると思います。

頭も心も常に何かに囚われてしまい、

今この瞬間をおざなりにしまっている状態。

心にさざ波が常にあるようなイメージ。



この本の好きな箇所を抜粋せていただきます・・



「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。



色々な木の芽や花の蕾、咲き誇る花、小さな小さな生き物たちを

虫眼鏡で拡大すると、思いがけない美しさや複雑なつくりを発見できます。

それを見ていると、いつしか私たちは、

人間サイズの尺度の枠から解き放たれていくのです。



雷のとどろき、風の声、波の崩れる音、小川のせせらぎなど、

地球が奏でる音にじっくり耳をかたむけましょう。



明け方の鳥たちのコーラスに耳を傾ける人は、

生命の鼓動そのものをきいているのです。



地球の美しさと神秘を感じとれる人は、

科学者であろうとなかろうと、

人生に飽きたり疲れたり、

孤独にさいなまれることは決してないでしょう。



地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、

生命の終わりの瞬間まで、

生き生きとした精神力を保ち続けることができるでしょう。



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