夏は冷ましの性質を持つ食べ物を
- mayumi

- 2020年8月10日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年5月23日

アーユルヴェーダでは、アグニ(消化力)のバランスが取れている時は、
消化の火は寒い時期に強まり、暑い時には弱くなると考えます。
それにより、寒い冬の季節は重たい食べ物で体を温かく、
反対に夏は軽めの食事が適しています。
暑い時やイライラしやすくなっている時に、体を温める食べ物、
例えば唐辛子や発酵食品を食べると、余計にPitta Dosha (火)を高めるので、
体感温度やイライラ度もさらに上がります。
同じように、寒い時や恐怖、不安を感じている時に冷ます食べ物、
キュウリやココナッツなど食べると、Vata Dosha (風)が乱れ悪化し、
更に恐怖感や不安感が高まるでしょう。
夏はアグニ(消化力)が弱まる時期です。
冷たい飲み物、冷たい食べ物を食べるなど、
冷たいものはすべて、アグニ(消化力)を抑制し弱らせます。
暑い日に大きなグラスで冷たいコーヒーを飲むのは、
良いアイデアの様に見えますが、慢性的な消化不良を起こし、
アグニを強く燃やす必要のある寒い時期への移行を難しくします。
年間を通してバランスを保つために、
夏は冷たいものではなく、
自然の質として、冷ましの性質の持つ、
食べ物をとることがオススメです。
夏は身体に熱を溜めてしまう食べ物や飲み物は避けましょう。 熱が身体に溜まっているところへ、 温性の、熱を溜めこむような食べ物・飲み物を摂ってしまうと、 かゆみ・皮膚疾患といった症状も起きやすくなります。
冷ましの性質を持つ食べ物
・白米
・オート麦
・そば
・豆腐
・きゅうり
・ズッキーニ
・苦味のある緑色の野菜 (ゴーヤ、ケール etc.)
・コリアンダー
・小豆・ムング豆 (緑豆)
・甘い果物 (バナナ、スイカ、メロン etc.)
・ココナッツ
・乳製品
・ハーブティー (ローズ、ハイビスカス、ミント etc.)
夏に要注意のもの
・紅茶・コーヒー、アルコール
・辛いスパイス類
・酸っぱい食べ物、発酵食品、
・揚げ物
・過剰な肉類(特に焼肉)
・太陽の光に当たりすぎること
・激しい運動



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