自然と調和して暮らす
- mayumi

- 2024年5月3日
- 読了時間: 5分
更新日:2024年6月25日

5月は新緑の季節で緑がまぶしく、
自然の気が大きくあふれ出ていますね。
写真はGWに自然を満喫してきました。
自然の中にいると、思考が小さくなり、
自分がどんどん透明になって、
自然とひとつにつながっていくような
感覚があります。
多くの賢者は、
自然からすべて学べと教えています。
自然を観察し、
「すでにそうであるもの」
を受け入れ、
「いま」に身をゆだねる。
自然のひたむきに、
誠実に生きる姿勢を学びましょう。

◾️自然と調和する暮らしのアイデア
①自然のリズムで過ごす
・早寝早起き(太陽のリズムに合わせる)
・おなかが空いたら食べる
(時間ではなく身体に合わせる)
・日中はしっかり身体を動かし、
夜は充分に休む
・月の満ち欠けのリズムを意識する
②瞑想をする
ほんの少しの時間でよいので、
目を閉じて、呼吸と身体に意識を向け、
自分も自然の一部であること、
自然に生かされていることに感謝する。
③部屋に観葉植物やお花を置く
植物の癒しのパワーをいただく。
④近所の公園や神社へ行く
木がたくさんある場所に行き、
全身で澄んだ空気や風を、
鳥の声、木々のかすれる音色に耳を傾け、
木々からのぞく太陽の木漏れ日を感じ、
エネルギーをチャージする。
⑤四季のリズムに合わせる
食事はなるべく旬のものを、
ゆっくり噛んで、感謝していただく。
夏は汗をかき、冬は程よい寒さを保ち、
エアコンにばかり頼らず、
自然調整のある身体をあまり怠けさせない。
⑥ミニマムなライフスタイルにシフトしていく
少しずつでもいいので、無駄な消費は避け、
地球や環境に優しい商品を選択する。
身につけるもの、肌につけるものなども、
自然素材に切り替えていく。
寝具やタオルなども自然素材に変えると、
心地良く眠ることができます。
◾️河野十全さんの自然生活法より抜粋
自己の意識(心)と自然の意識(精神)との違いがあり、
これをはっきり区別することが、
幸せになる一番の近道になると思います。
心で心をコントロールすることは至難の業です。
とても強い意志が必要となり、
誰もができるものではありません。
本来、肉体に備わっている精神によって、
生かされ生きてゆけば、
誰にでも出来る道となります。
心は人間が社会生活などで作り出したもので、
自分勝手な思いが多く、人も自分も傷ついてしまいます。
自分の好き嫌い、自分の損得などで、物事を決めてしまうからです。
この心は、自然にはないものです。
これが不幸や災難の原因ともなります。
精神は自然の法則から生まれてくるもので、
肉体という根拠、土台があります。
それゆえに、この精神のままあれば、
何もかもがうまくいくようになっています。
すべてが良い結果を生んでいきます。
例えば、ちょうどよい食事の量を食べるならば、
それは、腹八分目であり、消化吸収がスムーズに行われます。
しかし、もっと食べたいと心が欲しがると、食べ過ぎてしまい、
あちこちに支障をきたしてしまいます。
腹八分目で自然に制御するのが精神ですが、
心がもっと欲しいと言って、
お腹いっぱい食べることになります。
この心の方が強いのです。
精神は、こうした強烈な思いには、どうしようもないのです。
そして、こうした生活が長く続くと病気にもなります。
この制御が自然に働くようになるには、
早く寝る、充分に寝ることが大切になります。
眠くなったら寝るという、自然な眠りで、それが出来るのです。
自然な働きを、この体に発揮させなければ、生まれません。
▶︎自然に接する
努めて自然に接することです。
自然からあらゆるものを学ぶことができます。
常に自然の気を受けて、肉体を養っておけば、
社会の邪気・悪気を受け、災いすることもありません。
自然の気に触れるということが、
どれほど人生に役立つか分かりません。
自然の中にいれば、
人間のくだらない欲望などは、雲散霧消してしまいます。
自然に囲まれた、静かな中にいると、肉体は落ち着くものです。
自然で鍛えられた人間は、無意識が開かれ立派になります。
そして、さまざまな能力が出てきます。
人間は植物から様々なことを教えられます。
それは植物の背後に、自然という大きな力が潜んでいるからです。
宇宙には素晴らしい仕組みがあります。
自然の力が正確に働いている人生は、ゆったりしていて、
悠然と流れる大河のごとく、一瞬も止まることなく、
何事に囚われることもありません。
▶︎命の洗濯
昼間はよく働くこと。
夏の暑い時などは汗をかくほど、
体の中から不浄なものが流れ出て、かえって気分が良いものです。
汗をかくというのは一種の肉体の洗濯法
日が暮れたらさっさと家に帰り風呂に入り
一日の汗と汚れをさっぱり洗い落とす。
そして早く寝る。
夜は万物ことごとく闇の中に、すべて身心を投じるて、
宇宙に命の洗濯をしていただく時です。
ただ体を眠りという洗濯機の中に入れておけば、
朝はちゃんときれいになって、
また気分良く生まれ出ることができます。
そして、目が覚めた時に行う真呼吸。
これが、空気で体の中を大きく洗濯する空気洗浄。
また、腹八分に食べ物を食べて、よく噛むと、
唾液・胃液などを交えて完全燃焼をする。
血液が非常に正常、清らかになり、血液で全身を洗うという、
血液洗浄となるのです。
こうして命が洗濯され、蘇り、心身が立派になると、
あらゆる問題に当意即妙、臨機応変、自由自在に対処することができます。
▶︎自然に気がつく
人間が常に大自然の法則に合わせて、
生かされて生きていると、
肉体に気が充実し、
あらゆることに「気がつく」ようになってきます。
良いことばかりに気がつき、
人生の機微、機会を発見することが非常に多くなります。
自然世界も人間社会も、全ては機会の場であり、
森羅万象ことごとくエネルギーを有しており、働き、活動しています。



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