Dr.Palitha Ayurveda講座
- mayumi

- 2019年4月30日
- 読了時間: 3分

講師:Dr.Palitha Serasinghe
(パーリタ・セラシンハ博士)
B.A.M.S.ドクター
医師、アーユルヴェーダ医師
コロンボ出身。英国在住。
SETRAMED International College of Ayurveda学長
アーユルヴェーダ専門家協会(イギリス)理事会メンバー
ヨガとアーユルヴェーダについて
インドで5000年前に生まれ、ヴェーダが元になっている。
両方とも海のように深くて広い。
ヨガ = モークシャ(悟り) への道
アーユルヴェーダ = 健康 (肉体+精神+霊的) への道
アーユルヴェーダの主な治療法としては、
パンチャカルマ=解毒、若返りの治療がある。
ヨガなしではアーユルヴェーダの治療は成り立たない。
◼アーユルヴェーダの健康増進法としては4つに分かれる
①ディナチャルヤ :1日の過ごし方 (食事・運動・マッサージ・瞑想etc.)
②リトゥチャリヤ :季節の過ごし方
③ダルマチャルヤ :道徳(ヨガのヤマと二ヤマ)
④ブラフマチャルヤ:スピリチュアルな行い
◼️アーユルヴェーダの健康の定義
ドーシャ(3つのエネルギー)のバランスが大切。
純粋な精神と健全な肉体。この2つのバランスが必要。
サンキ哲学から来た、人間は大宇宙の中の小宇宙がベース。
ルータプルシャ:宇宙と人間は同じ
大きい宇宙の中の小さい宇宙。
2つの間で交感が行われており、バランス取ることが大切。
大宇宙と小宇宙は、共に五大元素から出来ている
・空:スペース、音エネルギー
・風:運動エネルギー、触覚
・火:熱、光エネルギー
・水:流動性、結合エネルギー
・土:凝固、構造
大宇宙では、月と太陽と風
同様に、五大元素では体内ではドーシャとして現れる、
・VATA (風) :動かす、冷たい
・PITTA (太陽) :熱、光、消化、代謝
・KAPHA (月) :重い、体液、水、湿気
アグニ:体の中で燃える炎、体内組織を良いものに使う為に必要なもの。
オージャス:体本来の力、病気を治す力、免疫力、プラナーヤマ
→減ると病気になる原因。
私たちがすべきことは、
・身体からアーマ(毒素)を取り除く
・アグニ(消化と代謝)を強化する
・オージャスの質と量を高める
◼︎ヨギーのためのアーユルヴェーダの実践
ディナチャルヤ
①起床時間を今より15分早く起きる。
→朝ゆっくりと余裕を持つと1日全体に余裕が生まれる。
②食事
6味含む食事(甘い・酸っぱい、しょっぱい、苦い、辛い、苦い)
自分の体に合わないものは少なめにする。
量はその都度の食欲や消化力に合わせる。
前回のものが消化されてから、次のものをとる。
消化に時間がかかれば、一食抜いてもの良い。
③アヴィンヤンガ
キュアリングしたセサミオイルでセルフマッサージ
(体質に応じたマッサージオイルを使うと良い)
体がフレキシブルになりヨガがしやすくなる。
疲労回復、ヴァータの鎮静、若返り、精神的・感情的な幸福をもたらす。
*デトックスのサポート
・アロエジュース:大さじ2杯寝る前に飲む
・アップルサイダービネガー:腸内の環境が良くなる
・プロバイオテクス:腸内環境よくする
*RASAYANA (若返り)
・TRIPHALA:抗酸化作用が非常に高い
ハチミツとギーと一緒にとる。毎日食べると100歳まで生きると言われている。
・CHYWANPRASH:主にアムラが原材料で副作用もなく安心
・MILK、GHEE、ムング豆

【VATAのためのヨガ】
Key Words:穏やか、ゆっくり、安定、グラウディング、強化する、一貫した
Pose:Siddhasana、Virrasana、ゆっくりとした太陽礼拝、木のポーズ
【PITTAのためのヨガ】
Key Words:クーリング、リラックス、屈服、許し、優しい、拡散性の
Pose:月礼拝
【KAPHAのためのヨガ】
Key Words:刺激的な、動きのある、温める、軽くなる、エネルギッシュ、リリース
Pose:ライオンのポーズ



コメント