ヨガで大きな心を成長させる
- mayumi

- 2019年12月31日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年8月8日

ヨガは必ず大きい心へと成長できる道(by サーマヴェーダ)
束縛を超えよ、苦しみを超えよ、悲しみを超えよ、
もし、本当に超えたいと望むのであれば、与えなさい。
”自分の、自分だけのもの”という考えから、解き放ちましょう。
与えることでのみ、人は大きくなれます。
与えるのは、自分の持ち物、時間、能力、キャパシティかもしれません。
なんにせよ、離れるものはどんどん放ちましょう。
上げられないキャパシティの狭さは、捧げることでしか大きくすることは出来ません。
小さい心は、不安で囲ったり、しがみついたりしている思いを放つことでしか、
広く大きく成長されることは出来ません。
ヨガで、自分の真実も、世界の事実も変えたりしない。
問題の焦点である、”自分の見方、考え方を変えること”
主観ではなく、客観的に物事をみる。
広く、大きく、ありのまま映せる心を磨き、毎日の中で積み重ねていく。
日々のアーサナと呼吸法を通して、体や呼吸、
自分自身がいる場所と冷静に向き合う。
感覚、感情、思い、を瞑想によって意志の元に扱う。
自分と、自分のように見えるけど自分自身でないものの境界、
これをはっきりとさせ、問題のありかを見極める。
ヨガによって心と身体を常に磨く。
苦悩の原因である主観をある程度解放しなければ、
心に十分なスペースを確保出来ません。
ありのままの光景を心に移すことができる、
客観的な見方をヨガの練習によって養います。
世界に起こる様々な出来事を、ただ自然の事として受け入れる態度を養います。
「○○をして何かを得よう 」という自身の打算、期待や願望は少し脇におきます。
純粋に「自分は今これをすることを求められている」
とうい態度で物事に向かい、世界から自分に突きつけられていることから、
逃げずにこなしていくこと。
世界は全ての生物のカルマとその結果、全体の秩序と、
繋がりを載せて大きな一つの流れをつくり、展開しています。
だから私たちは、自分の前に今、差し出されている課題を変えようとしないで、
やるべき事をやる。過剰なリアクションはしない。
客観的に今の自分の状況を捉えて、それに相応しいことをする。
計算せず、巡っている世界のリズムに乗って、起こっている事をただ受け止める。
無駄な抵抗は無駄である上、苦悩や問題、ストレスを作るだけです。
状況や他人に自分勝手な期待や欲求はせず、世界に起こる事を歪めない。
あるがままを受け入れられる態度、
客観的なものの見方を養う事は、
ヨガの大事な目的。
世界を自分の都合に合わせようと”変えよう”とする試みを手放す事は、
内なる欲求や主観から湧くプレッシャーから自由になる事を意味します。
自分と世界をつなげてゆくために、「カルマ(行い)」をする。
世界に行いを放ち、世界から返された結果を淡々と受け入れる事で、
自分と世界は今よりもっと密な関係となってゆく。
世界から求められている事、やらなければならない事を、ただする。
結果は世界の秩序と法則を巡って、完璧に自分の元にかえってきます。



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