ヨガ八支則
- mayumi

- 2023年12月25日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年1月21日
近所にある木です。
鎌倉は立派な木がたくさんあり、
木の良いエネルギーをたくさんもらうことが出来ます。
ヨガ八支則とは、ヨガ・スートラに書かれている
ヨガの基本的な教え8本の枝。
真実を知るための道案内です。
今、私たちが経験しているのは世界は幻想でもあり、
そこから、真実に辿り着くためへの道案内でもあります。
自分が何かにつかまっていたら、この支則を学び練習する。
心に入ってくるタイミングも変わってくるので、繰り返し見直す。
自分はすべて知っていると思っていたら何も入ってこない。
(知っていますというエゴがあるだけ)
① YAMA (ヤマ):社会的にしてはいけないこと
社会は私たちに必要ですが、
ただ、巻き込まれてしまわないことも大切です。
・アヒンサ:非暴力
行動、言葉、思考のレベルで他者に暴力を振るわない。
怖さから人は暴力的になる。
・サティヤ:嘘をつかない
言葉と思考を日頃から一致させ、自分に正直に生きる。
自分自身やエゴを守るために嘘をつかない。
何かに怖い時、執着している時、欲がある時に嘘をつく。
・アスティヤ:盗まない
他人の時間や物、信頼を奪わない。
欲や執着を持たない。
・ブラフマチャリア:禁欲
エネルギーを必要なところに集中させるため利己的な欲を満たさない。
・アパリグラハ:むさぼらない
尽きることのない欲望に身をまかせない。
物事に執着しない、欲望を捨てる。
② NIYAMA (二ヤマ):個人的に守ること
個人のエネルギーを上げるためにニヤマがあります。
人生をかけての練習&研究。
自分自身を純粋で軽くし、道をスムーズにしてくれます。
・シャウチャ:清浄
身体、心、感情、行動すべてを清潔にする。
綺麗な心で行動を行う。
・サントーシャ:足るを知る
今あるものに満足し感謝する。
浅い(肉体的)なものでみると、いつまで経っても足りない。
深いところで自分をみると、充分だということに気がつく。
完璧と浄化(ピュア)は違う → 完璧にはなれないことに気づく。
・タパス:苦行
・スワディアーヤ:自己分析
自分の意識を高めてくれる本や聖典を読み実践する。
・イシュワラプラ二ダーナ:信仰
大いなるものへの信頼と祈り、身を委ねること。
すべてのものに尊敬と感謝の気持ちを持ち献身的になる。
③ Asana (アーサナ):ポーズ
身体が無理なく安定する状態で止まること。
止まるほど微細なものが見えてくる。
止まっていくとどんどん楽に軽くなる。
→生きることが楽になる。
自分や周りをエネルギーとして見るようになる。
④ Pranayama (プラーナヤマ):気のコントロール、呼吸のコントロール
気を静かにする。
気が止まる。
自然に呼吸が止まること。
静かに座りすべて静まると呼吸が動く必要がなくなる。
→陰陽のバランスをとるため呼吸は動く。
⑤ Pratyahara (プラティアーハラ):感のコントロール、感を内側にする
自分の感情を目を閉じて内側から感じる。
幸せは内側にあると気づく。
欲や執着、エゴがあると続かない。
⑥ Dharana (ダーラナ): 集中、散漫な心をひとつにする
マントラや呼吸に集中してもよい。
⑦ Dhyana (ディアーナ):瞑想、心を無にして空を作る
すべては空を作るための修行。
空を作ることで、すべてが教えと変わる。
空さえあれば、自分が必要な時、必要な場所、必要なことが起こる。
すべては空の中にある(私たちが気づいていないだけ)
⑧ Samadhi (サマディ):悟り、ワンネス
すべての答え。
周りと融合し自分がなくなる状態。
自分の本質・魂を理解し、
自分と周りのものは同じだと理解し解決できる。
順を追って理解できることもありますが、
順をとんで理解できることもあると思います。
ヤマとニヤマは生活の中のルールで、
アーサナからサマディはヨガの練習を積んで行うものでしょうか・・
ただ、瞑想を習慣にしていれば、
アーサナやプラーナヤマなど関係なく、
サマディを経験できることもあると思いますし、
人それぞれ、自分にとっての真実への道があると思います。
ただ、わたしの経験上は、
ポーズや呼吸法で身体から整えながら道を進んでいく方が、
心の集中やコントロールが上手くしやすい気はします。
すべては同じゴールである真実への道があるだけ。
自分の内側への旅を楽しんで進んでいきましょう。




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