理想的なヨガの姿勢
- mayumi

- 2020年11月8日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年5月27日

YOGA POSE の教科書より抜粋します。
理想的な姿勢とは瞑想的な姿勢
首や胸まわりに力みがなく、
それを支える背骨が最小限の力ですらりと伸びていて、
更にそれらを支える骨盤や脚がしっかりと安定している姿勢。
理想的な心の状態=瞑想的な心の状態を培う。
◾️胸
他のどこよりも「最高の呼吸」を妨げるのが胸まわりの緊張です。
どんなポーズでも出来る限り胸まわりをリラックスさせ、
自由に肺が動ける環境を作ることが、姿勢作りの最も大切なポイント。
胸まわりの筋肉(呼吸筋)は、肯定的な気持ちで緩み、否定的な気持ちで緊張するので、
心の状態も大切な要素となります。
◾️首
首も呼吸に関わる筋肉がたくさんついているので、
この部分の緊張も出来るだけ解消しておきたいもの。
首回りの筋肉は、心が身構えた時に緊張し、くつろいだ時に緩む性質を持ってます。
ですから、姿勢を安定させ安全な体勢を作ることが、
首を緩める大切なポイントです。
◾️腹
腰の軽さを司っているのが腹部です。
心に活力がある時、お腹に力が入って圧力が高まり自然と腰が軽くなります。
逆に活力がない時は、お腹の力が抜けて腰が重くなり、猫背に。
常にお腹の奥がやる気に満ちている時の状態を保っていること。
◾️脚
脚全体、特に股関節が安定していないと、身体の中心部である骨盤が不安定になり、
腰が十分に伸びなくなり、首が力みやすくなります。
精神的に安定している時は、脚が安定し、不安定な時は脚が不安定になるので、
心を落ち着かせ、脚の安定感を意識してポーズをとることが大切です。
◾️頭
上記全てのパーツが整った時、頭の中が軽く静かになります。
意志の力で静かに出来るものではありませんが、
バランスなど一部のポーズでこの状態を導くことが出来ます。
3つのバンダについて
①喉:ジャーランダラ・バンダ
喉と首を出来るだけゆるめる
ジャーランダとは「網目」
腹部で沸き起こった上昇気流(力)を、喉の網目を通して、
クールダウンし、脳を鎮めるテクニック。
②腹部:ウディヤナ・バンダ
お腹の奥を中央に締める
ウディヤナとは「上昇」
腹部を中央に向けて引き締めることで腹圧を高め、
その圧力で上半身を持ち上げて軽くするテクニック。
③骨盤底:ムーラ・バンダ
骨盤底を吸い上げるイメージ
ムーラとは「根っこ」
骨盤底を軽く引き締めて持ち上げることで、
脚を下向きに伸ばして安定させ、骨盤を安定させるテクニック。
会陰のあたりを掃除機で軽く吸い上げる様なイメージ。

気持ちよくポーズを行う7つの原則
①柔らかい呼吸とともに行う
②ポーズの完成形で30秒キープする
③痛気持ちのいい姿勢を見つける
④真剣になる程度の負荷をかける
⑤首と腰のフォローを怠らない
⑥身体の感覚をただ味わう
⑦心の静寂を定着させる



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