眼精疲労のヨガ
- mayumi

- 2019年7月15日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年5月30日

〜目の疲れを取るアーサナ〜
・シャンシャンカーサナ(うさぎ)
・マツヤーサナ(魚)
・シルシアーサナ(ヘッドスタンド)
【シャンシャンカーサナ(うさぎ)】
①正座からチャイルドポーズ。
②ゆっくりとお尻を持ち上げて、頭頂部 を床の方に向けていきます。
この時、手のひらを床につけて、首に 過剰な負担がかからないように注意します。
③自分の膝の間に目線を向け、痛気持ちいいところでストップ。
深い呼吸でゆっくりと少し頭頂部周りを動かします。
中心に戻ったら5呼吸キープ。
④いきなり起き上がらず、おでこを少しずつ床に近づけるようにして、
チャイルドポーズに戻り、頭が最後になるようにゆっくり起き上がります。
(その他の効果)
・首の後ろの詰まりを取れる
・呼吸がスムーズになる
・血流を脳に送ることが出来る
・リラックス効果
・睡眠の質を高める
【マツヤーサナ(魚)】
①仰向けになり、両脚を揃え、両手を体の横、手のひらを下に向けます。
②両手をお尻の下に入れ、左右の肩、肩甲骨、肘を背骨に寄せていきます。
③吸う息手のひらと肘でマットを強く押し、両足の親指を前に伸ばしながら、
胸の中心を天井方向に持ち上げて頭頂を床につけます。
(その他の効果)
・顔のたるみ予防
・首、肩こり解消
・甲状腺ホルモン刺激
・免疫力アップ
【シルシアーサナ(ヘッドスタンド)】
①つま先を立てた四つん這いから始める。
②頭のてっぺんを床に下ろします。
おでこ寄り、後頭部寄りにならないように気を付けて。
親指のつけ根のふくらんだ部分を後頭部に当てる。
③吸いながら、腰を引き上げ、背すじを伸ばします。
そけい部を引き込む意識を持ちながら足を前へ歩かせようとすると、
自然と足が浮いてきます。
④ひざを曲げ、太ももを床と平行に近づけていきます。
脚の体重が上半身に乗り切ったのを感じましょう。
⑤バランスを取りながら、少しずつひざを伸ばし、足を天井方向へ。
⑥脚が伸びたら、深い呼吸をしながらポーズを保ちます。
はじめは数呼吸キープする程度にし、だんだんと時間を伸ばしていきましょう。
⑦コアを意識しながら、ゆっくりと両足を床に下ろしてポーズを終えます。
必ず、そのままチャイルドポーズになってお休みしましょう。
Point!
勢いで脚を上げるのではなく、
骨盤を立てる動きに引き寄せられるように足を上げる。
(その他の効果)
・アンチエイジング
・集中力UP、精神統一
・疲労回復 、血流促進
・ホルモン分泌の刺激
全てのポーズでは、百会のツボが刺激されます。
頭頂部にある百会は “百の数、多くの気(血液)が出会うところ”
と呼ばれる重要なエネルギーポイントです。
「眼精疲労・頭重感・肌荒れ・顔のくすみ・抜け毛」など、
多くの効果に働きかける万能ツボです。
注意!首を痛めている人は行わないでください!
★☆アーユルヴェーダからのアプローチ
① ヘッドマッサージ
オイルでのヘッドマッサージ。
ヘッドマッサージは神経系を滋養し、血流を促すため目の疲れを取ってくれます。
こめかみ・眉周り・首の付け根などに、目に良いマルマ(エネルギーポイント)があります。
意識的にマッサージすることでより効果的です。
② ローズウォーター
冷性のローズウォーターは熱性を鎮静し、目の疲れや炎症にも効果的です。
冷やしたローズウォーターをたっぷりコットンに含ませ、
目の上に乗せながら就寝すると、目の炎症が鎮静されるだけでなく、
ローズの香りの効果で気持ちよく眠りにつけます。
③ギー
ギーは冷性のため、目の滋養にとても良いオイルです。
アーユルヴェーダ治療院で「ネートラタルパナ」という目の周りに小麦粉で土手を作って、
ギーを流し込む目の浄化法があります。
家で行える方法としては、ギーをまぶたと眉間の間(第3の目)に塗って寝ると、
安眠効果や白目の赤みが取れて綺麗になります。



コメント