瞑想で人生をシンプルにする
- mayumi

- 2024年2月3日
- 読了時間: 3分

瞑想を実践していくと、
思考や生活がシンプルになっていきます。
それにつながる考え方として、
仏教での瞑想の道についてご紹介します。
コチラの3つの心の特性をバランスよく強化することが大切です。
①パンニャ (般若):知恵、理解
②シーラ (戒):生活の浄化、単純化
③サマディ (三昧):集中、一点集中
瞑想で少しずつ静寂し始めると、
サマディの開始になります。
感覚が透明になると、
自分の心と身体がどれほど乱れているか、
自分の生活がどれほど複雑になりすぎているか、
はっきり見えてきます。
そこで、自分の生活を単純化し、
自分の企てを浄化しはじめます・・
それが、②シーラ(生活の単純化) の始まり。
自身の生活を単純化すればするほど、
あなたの瞑想はよりよいものになっていきます・・
③サマディ (集中) が深くなっていく。
より強力なサマディは、より深い知恵・・
よりよい①パンニャ (知恵) に自分の波長を合わせてくれます。
②シーラが高まると → ③サマディは高まり
③サマディが高まると → ①パンニャは高まる
①パンニャが高まると → ②シーラも高まる
それぞれが他のものを養い、
他のものとつり合うように出来ています。
瞑想は、自分の生活の他の部分がより単純になるのを助けてくれます。
静けさに身を置くことで、
自分の欲望への執着が、
自身の生活を複雑にしてきたかを理解するようになります。
執着があると、欲望から欲望へ、むら気からむら気へ、
複雑なもつれから、更に複雑なもつれへと翻弄されていきます。
瞑想はこの執着を断つ助けをしてくれます。
例えば、もしアレコレと心を満たすことに夢中になっていたら、
完全な瞑想はその過去数時間に集めたばかりの材料を、
放ちやってしまうことに気づきます。
より単純な空間から瞑想に入れば、
自分の瞑想はそれだけ澄み切ったものになります。
生活を単純化し明るくするごとに、
自分自身についも、他人についても、
幻影を生み出す思考形態が少なくなっていきます。
そして、世界ははるかに明るく、
はるかにすっきりしたものになっていきます。
ヨガでいう、サットヴァ(純粋) な状態ですね。
サットヴァへ自分を起こし、自分をどんどん軽くする。
そうすると、生きることがとても楽でシンプルになります。
ちなみに、瞑想にはおすすめの時間帯があります。
ヨガではブラフマムフルタと呼び、
日の入りと日の出の 4:00-6:00 の時間です。
この時間は、太陽と月が混じる時間帯で、
自然のエネルギーが満ち、癒しの力が大きくなる時間です。
生きる力=自然の力
人間も自然の一部なので、
この時間はヒーリング効果も大きいですし、
瞑想にも入りやすい時間になります。
ぜひ瞑想を取り入れて、人生をシンプルにしていきましょう!




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